New Album 「遠い約束」

コンサートにゆく。

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 先週わたしは4つのコンサートを見に行って来ました。渋谷のシアターコクーンというホールに、クミコさん、浜田真理子さん、吉田美奈子さん、という3人の方のコンサートを見に。今回、たまたま同じホールで3日間連続してわたしが見たい公演があったため、毎日通うような形になりました。
 そして1日おいて、二胡奏者のジャー・パンファンさんを見に、原宿のクエストホールへ(こちらは、ゲストが桑山哲也さん)。ライブ三昧の1週間でした。

 どのコンサートも、同じ“音楽”とはいえ、当然のことながら全く異なる演奏形態と、それぞれにまるで違った表現方法があり、目の前に広がる世界はどれも圧巻で、ひとことで言えば、とにかく連日感動しました。

 余計なものを一切なくしたステージの上にピアノ1本で登場し、繊細な歌声を聴かせてくださった浜田真理子さん。21人の管楽器をバックに、まるで“歌のかみさま”のように力強くダイナミックに、自由自在な歌声を聴かせてくださった吉田美奈子さん。その音を1フレーズ耳にしただけで涙があふれてしまうほどの、大いなるやさしさにあふれた演奏を聴かせてくださったジャー・パンファンさん。

 どの方もとても素晴らしかったのですが、そんなコンサートの中でも、特にわたしの心に深く残ったのは、クミコさんのライブでした。ことばのひとつひとつ、その端々にも魂や情熱、いのちそのものの力を感じる歌声、そしてステージ上の美しい動きと、遠くから見てもよくわかる豊かな表情。それらが重なり合って、1曲1曲の物語を紡ぎ出す素晴らしさ。
 初めて聴いたたくさんのシャンソンは、まるでお芝居を次々と見せられているようでほんとうにおもしろく、時には甘く、時にはせつなくて…。なんて表現すればよいのかわかりませんが、とにかく聞き手の心を揺さぶる“すごい”歌声なのです。
 クミコさんって、今50歳だそうで、おそらくこれまでいろんなご経験を経て、今の歌を歌っておられるのだと思います。年齢なんて関係ない、とも言えるのかもしれませんが、やはり、長い間歌い続けて来られた方でないと、歌うことのできない歌がある、と感じました。きらきら輝くクミコさんの笑顔が、今も忘れられません。

 いろんな方の“音”の美しさに触れた数日間。
 心の洗濯をして、さあ、あしたから、わたくしもまたがんばるぞ、と誓ったのでした(笑)。

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