New Album 「遠い約束」

『遠く』

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このところ、とても寒い毎日が続いています。東北や北陸は、記録的な大雪に見舞われているとのこと。
中越地震の被災地の人が、仮設住宅の雪かきをしている様子がニュースで放送されていて、「こんなことではくじけませんよ」とインタビューに笑って答えているのを見ました。強い姿でした。

わたしはというと、家にいるときは、こたつからほとんど出ることができません。
きのうは、今年届いた年賀状の整理をしていました。年賀状といえば、1年間全く音沙汰のなかった、意外な人からも届きます。印刷の絵の下にひとこと、近頃はこんなことをしています、というような近況が書かれていると、ああ、元気で暮らしているんだな、そして、こんなにも遠くなったわたしのことを思い出してくれたんだな、と感じて、心があたたかくなるものです。
年賀状の中の、なつかしい人の写真や、変わらない癖のある文字などを、ぼんやりと眺めながら、忘れかけていた日々のことを、わたしはひとり、ぽつりぽつりと思い出していました。

詩人・青木景子さんの作品に“かつては年賀状を出すことさえためらうほど恋した相手に、今は自分の子供の写真入りの年賀状を送っている”というような内容の詩がありました。
「結婚」とかいう題名だったような。高校生の頃にそれを読んだわたしは、そんなデリカシーのない大人にはなりたくないものだ、と思っていましたが、今は、その意味が少しだけわかるような気がしています。

昨夜遅く、思いつきで古い友人に電話をかけました。
とても遠くの町で、お互いの知らない人にかこまれて、全く異なる生活を送る、たいせつなひと。これといって何か特別な話をしたわけではないけれど、気がつけば何時間と話し込んでいました。クダラナイ冗談に、たくさんたくさん笑いました。

遠くつたわる想い。つながる心と心。
愛し合うことは決してかんたんではないけれど、わたしはひとりじゃないんだ、としみじみ感じたいちにちでした。

コメント (1) »
  1. お友達って何年も会わなくても話を始めると会っていない時間を超えてしまいますよね?
    一人の時間も彼との時間もお友達との時間も家族との時間もすべて大切。日々丁寧に過ごしたいものです。

    コメント by MN — 2005/1/17 月曜日 @ 13:21:24

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