New Album 「遠い約束」

『お盆』

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今年もお盆が終わりました。みなさんはお盆のお休み、いかがお過ごしですか?
わたしはというと、京都の大谷本廟(浄土真宗本願寺派の墓地)にあるお墓にお参りに行き、その日は宇治の黄檗山萬福寺(黄檗宗の本山)のそばにある銀杏庵さんで、普茶料理という精進料理を食べて来ました。写真はそのお膳。精進料理ですから、出汁も素材もすべて野菜のみ。なのですが!野菜がこんなにおいしかったなんて!!と、感動してしまうような料理の数々。色とりどりの旬の食材が、蓮の葉などを用いて美しく盛り付けられている、その様を見ているだけでもうっとり、わくわくしてしまいますが、何よりも、素材の味を最大限に引き出
す、絶妙な甘みと塩味と辛みと酸味の味付けに大興奮!ところどころに香味野菜の風味も効いて、とにかく「美味しい」のひとこと。時間をかけてゆっくりいただきます。
この普茶料理で特徴的なのは、油をたっぷりと使っていることです。黄檗宗は、江戸時代に中国福建省から渡来した隠元禅師が、1661年に開いた禅宗。ですから、本山の建造物も明朝様式、そしてお料理も中国風で、日本のお精進に比べると、油の使い方が随分違うようです。
とにかく野菜のおいしさに改めて気付かされる普茶料理、お値段は決して安くはありませんが、価値あるひとときを過ごせることは間違いありません。かなりオススメです!

その後は日を改めて、ご門徒さんのお宅をお参りして、本堂のおそうじをし、そしてお盆の法要。今年の法要では、わたしが6月にコンサートに訪れた、函館のホスピスで考えたことなどを、みなさんにご報告しました。生き死にの問題は、誰にとっても等しくたいせつな事柄なので、お寺にお参りくださったみなさんは、若輩者のわたしの話にふむふむとうなずいて、熱心に耳を傾けてくださっていました。

その間たびおは…
前回のたびおの病気についてのダイアリーを読んで、心配してくださった方や、メールを送って来てくれた友達もいて、ほんとうに感謝しています。ありがとうございました。お蔭さまでたびお、元気に暮らしています。お薬も効き目が安定しているようで、よく食べ、よく遊び、よく眠り…表情もとてもイキイキしていて、ゴロゴロと喉を鳴らして甘えて来る様子は、病気だとは思えないほどです。今もわたしのかたわらで、すやすや。とりあえずは一安心といったところです。

追伸/東北~北関東で大きな地震があったそうです。みなさんの無事と、更なる被害が拡大しないことを祈っています。

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