『永遠のしあわせ』
今年に入ってから、なんだかあまりうれしくないことが、わたしの身の回りでいくつか起きました。あと一歩、の、タイミングが何とも悪く、小さなしあわせが指の間からぽろぽろこぼれ落ちるような感じ。または、宝くじに当たるかのような確率で、連続して嫌な出来事に遭遇してしまう。
あの時、ああしていれば。
その時、別の道に進んでいたら。
不運も、わたしの過ちも、回避できたかもしれないのに。
もしもタイムマシンがあったなら。時を戻して、何度でもやり直したい…ここしばらくのワタクシは、そんなクダラナイことを考えては、くよくよくよくよしていたわけです。“後悔”など何の役にも立たないと、頭ではわかっていながら。
そんなとき、金属造形作家をしている友人から、素敵な試作品の話を聞いたのです。その作品とは、指輪。
よく「ダイヤモンドは永遠の輝き」なんてことばを耳にするけれど、友人は“永遠”というひとことに疑問を抱いたようなのです。長い時間変わらぬ輝きを放つもの、が、果たして永遠の輝きを持っていると言えるのか。友人の出した答えは、否、でした。そして彼は、ダイヤモンドに勝る永遠の輝きを探したそうです。
その結果、リングにつけられたものは…なんとしゃぼん玉でした。正確には、リングに輪が付いていて、それを石鹸水に浸して膜を作るのですが。その膜は虹色で、まるでオパールのように見えるんだそうです。ただし、数秒間だけ。ほんの一瞬で消えてしまいます。 けれど彼は言いました。しゃぼん玉を見て美しいと思う。その数秒の気持ちこそが、永遠なんだと。それを表現するために、彼は敢えて一瞬で消えてしまうしゃぼん玉を選んだのだそうです。
なるほど。彼の表現している時間感覚は、後悔ばかりしていたわたしの心に、ひとつのヒントを与えてくれました。
わたしたちは過去を振り返り、未来を予想することができると思っているけれど、実は過去も未来も手が届かないほどに遠く、わたしたちはただ“今”この一瞬を生きているだけ。それ以上でも、それ以下でもない存在。
そっか、くよくよしても仕方ない。昔のことや先のことなんて、どうしようもないし、わからない。とにかく今ここにいる、それが全てなんだから。目の前の今を、慈しんで生きよう。
そう考えると、単純なもので気が楽になり、大好きなひとたちとおいしいものを食べ、飲み、語り、笑い、空に月が輝いていること、猫がかわいいこと、すべてが奇跡的にしあわせなことに思えました。
一瞬で永遠の幸運。巡り遭えて良かった、と。
追伸:
5月30日大阪Knave、6月1日神戸cafe fishでのライブにお越しくださったみなさま、ありがとうございました。
またどこかでお会いできるといいですね。


やなせさんのおっしゃる通り、
過去でも未来でもない「今」を
大切にしようと思いました。
お体にお気をつけて、
これからもがんばってください。
コメント by yumiko — 2006/6/7 水曜日 @ 11:14:32
30日はとっても幸せな時間を過ごすことが出来ました
ありがとうございました。
大好きな音に包まれて、笑顔いっぱいで帰りました
後悔って言葉は、ここ1年でなくしましたね
振り向く時間なんて無かったから
今、幸せです
ななさんに出会えて、ななさんの詩にふれることが出来て
本当によかったです
いつかまた会いに行きますね
そうそう、新しい家族の紹介してくださいね!待ってます。
そろそろ入梅、しっかり心のお洗濯して、乾かしておかないと
じめじめ考え込んでしまうから・・・
きれいな色の傘でも買いましょうかね。。。
お身体には気をつけて、がんばってください。
私も、奈良を目標に、仕事頑張ります!
音信不通の千波留さんにも、よろしくお伝えくださいませ。
コメント by ばたちゃん — 2006/6/8 木曜日 @ 0:46:22
エーッ!?神戸でライブ有ったのですか・・残念、無念(涙)しっかり、ななさんの予定をチェックしておかなければ!これからは気をつけます!!生声聴きたいです、お会いしたいです♪では、また。
コメント by メイ — 2006/6/12 月曜日 @ 13:00:44