New Album 「遠い約束」

『運命の出会い』

070112_1011~0001.jpg先週の水曜(1/10)は、わたしが音楽を始めた街・京都のLive Spot RAGで、今年初めてのライブをいたしました(※他に2組出演)。伴奏は、以前いっしょにバンド活動をしていたピアニスト・浜崎ゆうりさんと、久々に。
寒い中お越しくださったみなさまの中には、数年ぶりに会うことができたなつかしい顔もあり、終演後はいつもよりはしゃいでしまいました。ありがとう。
 
【1/10セットリスト】
1.蕎麦屋(※中島みゆきさんのカバー)
2.砂の城(※Sionさんのカバー)
3.シチュー
4.人魚
5.冬のひまわり
6.街の灯

打ち上げで酔っ払ったワタクシは、ライブハウスから程近い、親友の家にお泊りに行くことにしました。しかし、居心地の良い彼女の家には、唯一問題が…。それは、犬を飼っていることです。
実はわたし、完全なるネコ派。ネコは大好きですが、犬(特に体の大きな種類)は苦手なのです。その理由としては、ワンワンと大きな声で吠えるから。尼さんとして檀家さんの家をお参りするとき、玄関につながれた番犬に、真剣な表情で吠えられることほど恐ろしいものはありません。それがトラウマになり、とにかく犬はダメで。しっぽをふりふりゴキゲンで突進して来られたとしても、怖くて「きゃあああああ」と逃げ回っていたわけです。これまで、親友の家に遊びに行くときにも、犬と顔を合わせずに済むよう、1つの部屋に閉じ込めてもらってまで避けていたのでした。 
でも、今回は何かの拍子にワンちゃんとばったり。ひええ!犬だああ!と、逃げようとしたわたしに、親友宅の犬のリン(メス・3歳)は、実にやさしく接してくれたのです。 …あれ?犬なのに怖くない。
リンは、ラブラドールレトリバーと柴犬の雑種の中型犬。美しい毛並みと、きりりとした顔を持つリンは、頭が良く、穏やかで、決して大きな声では吠えません。そして、人懐っこくとても甘えん坊で、愛想の良い子でした。
犬なんて怖い、という先入観でいっぱいだったわたしの心を、リンは少しずつ解きほぐしてくれて、いつしか心も通じ合い、気がつけば、すっかりなかよくなってしまったというわけです。
犬に顔を舐められて笑ったのも、犬と会話ができたのも、犬に抱きついたのも、犬と並んで眠ったのも、すべてが生まれて初めてのことでした。こんな経験をするなんて、我ながらびっくり。わたしの人生を変えた、まさに運命の出会い!ありがとうね、リン。
この世には、まだまだわたしの知らないしあわせなこと、素敵なことが、きっとたくさんあるんだろうな、と思えた一夜でした。 
本日の写真は、朝わたしとリンが寝ているところを、親友がパシャリ。やなせの恥ずべき真剣寝顔はさておき(ぐへへ)ワンちゃんの隣りで安心し切っている姿を納めた、記念すべき1枚なのです。

帰り際はリンとひしと抱き合い、別れを惜しみながら帰宅すると、我が家のネコたちが、いつもの通り、鳴きながらわたしに寄って来ました。
「留守にしてたんか」「さみしかったで」といわんばかりに、体をすりつけ、にゃーにゃーにゃ…にゃ?「何このにおい…?」甘えた表情が一変。不審そうに、わたしの洋服のにおいを嗅ぎまわるネコたち。やばい。犬のにおいに反応しているんだ。
リンとの浮気がばれたワタクシは、なんとも気まずく、そんなネコたちの鋭いまなざしが怖くて、一日中まともに目を合わせられませんでした…とさ。

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