桑山哲也さんのこと~12日のライブによせて~
来週10月12日は、京都のRAGというライブハウスで、アコーディオン奏者の桑山哲也さんがライブをされます。8月25日にエイベックス・イオから発売された『Blooming』というアルバムのレコ発ツアーの番外編。なあんと、ワタクシも出演いたします! 題して“桑山哲也 feat.やなせなな”。くわしくは、このサイト内のスケジュールのところにも掲載しておりますので、ぜひチェックしてくださいませ! よろしくお願いします!
わたし、桑山さんをとっても尊敬しているので、今回、わたしの第二のふるさと・京都でご一緒させていただくことを、今ほんとうにうれしく思っています。
前回のダイアリーにコメントしてくださった方々も書いておられましたが、実はわたしは、9月に桑山さんのライブを見に、宮城と山形に行って来ました。そこでは桑山さんのご好意により、飛び入りゲストとして「街の灯」をうたわせていただいたりもして、ほんとうに幸せな時間を共有させていただいたのでした。ありがとうございました。
でも、なによりもわたしにとってしあわせだったのは、連日桑山さんたちの素晴らしいライブを、すぐ近くで見せていただけたことでした。
わたしが桑山哲也さんの音楽と出会ったのは、3年近く前の春。「アカプルコの月」というアルバムを耳にしたのが、その最初でした。桑山さんが奏でる音を初めて聴いた瞬間の衝撃を、わたしは今も忘れることができません。心の中を、なにかとても心地良いものが、電流のように、びりびりっと流れたような、不思議な感覚を覚えました。
それ以来、わたしは桑山さんの大ファンになってしまい、ライブも頻繁に見に行くようになりました。
桑山さんの魅力は、なんといってもライブで発揮される、その表現力の豊かさです。
アコーディオンは楽器だから、歌のように、直接ことばを発することはもちろんできません。でも、桑山さんの奏でる音は、「悲しい」とことばで表現する以上に、悲しいのです。「しあわせ」とことばで伝えられるより、そのしあわせがひしひしと伝わって来るのです。忘れていた切ない思いを、心の奥に沈めていた願いを、蘇らせるような力にあふれた音なのです。風景を紡ぎ、心を揺さぶる音。笑い、泣き、時には激しく怒り、また時には静かに祈る、そんな「音」なのです。
そして桑山さんと共に演奏されるバンドの方々も、その表現にぴったりと寄り添いつつも、各々の音に、やはりその方にしか出すことのできない生の力が確かに宿っていて、それが情熱の渦巻きのように重なり合って、聴く側に伝わって来るのでした。
この人たちは、命を削って音を奏でているのだ、と、先日の東北ライブを見て、あらためてわたしは感じました。だからこそ、こらえきれずに涙があふれて来ることもしばしばです。
あっ! さらに、それにプラスして、桑山さんはトークもとってもおもしろいんですよ! 素晴らしい演奏に、楽しいトーク。涙あり、笑いあり…何度でも見たくなるライブであることはまちがいありません!
そのわたしの憧れの桑山さんとのライブが、今回初めて実現するというわけなのですよ!! わたし自身、もうどっきどきなのですが、うれしくてうれしくて、ひとりでも多くの方にオススメせずにはいられません! きっと素敵なひとときをお届けできると思います。みなさま、12日はぜひぜひRAGへお越しくださいませ!
心からお待ちしております。


