New Album 「遠い約束」

『奈良コンサート』

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先週の土曜日、わたしはなら百年会館中ホールでコンサートをさせていただきました。5月に発売したアルバム「あいのうた」の発売記念ライブです。
わたしにとって、初めてのホールコンサートになった今回は、地元ということもあって、たくさんの方々にご協力いただきました。地域に密着したプロモーションの甲斐もあって、今回初めて「やなせなな」を知り、興味を抱いて来てくださった方も多かったようです。また、随分前からわたしの歌を応援してくださっている古くからのお客さまや、親戚、同級生、恩師など、なつかしい友人知人もたくさん駆け付けてくれて、おかげさまで満員御礼!ばんざい!
当日の会場は、どこかしらアットホームで、そしてとってもあたたかい空気でいっぱいの“ふるさとコンサート”となりました。
ご協力くださった方々、お越しくださった方々、スタッフのみなさん…すべての人に心から感謝しています。本当にほんとうにありがとうございました!

アルバムを発売してからのこの2カ月間は、1人でもたくさんの人に「あいのうた」を知っていただきたい、という一心で日々活動していました。その結果、わたしたちの気持ちを知って、耳を傾けてくださる方が、ひとり、またひとり…と少しずつ増えてゆくのは、言葉には尽くせないほどうれしいことでした。わたしを支えてくださった多くの人との出会いと再会。それが、アルバムを発売して良かった、と最も強く感じられたことです。

この大切な宝物を胸に、わたしはこれからも、ていねいに歌を作り歌ってゆきたいと、改めて思いました。

ほんとうにありがとうございました。

『ルーツ』

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暑い毎日が続きますね。みなさん夏バテしていませんか?わたしはよく食べているので、体は元気そのものですが、とにかく暑いので、昼間はその暑さをしのごうとするあまり、ぐうぐう寝てしまうのでした。いかん。
でも食べては寝てのくりかえし、というわけでは決してありません。ここしばらくは、本をく読んでいます。もっぱらノンフィクション。近頃まるで学生の頃のように、あれも知りたい、これも気になる…といった具合で、いろんなことに興味がわくのでした。その“なぜなに”に響く、ポケットサイズの「~新書」系をよく購入しています。中でも最近の一番のヒットは、上原善広さんの『被差別の食卓』(新潮新書)。頭ではなく、心に訴えかけて来るものがあり、引き込まれてついつい他のことを投げ出して、一気に読んでしまいました。読み終えた後には、かなりいろいろなことを考えさせられます。みなさんも機会があればぜひ。がつん、と来ます。オススメです。

その上原さんの本に描かれていたテーマのひとつとも重なっているのですが、最近わたしは自分のルーツのようなものについて、思いを巡らせるようになりました。ルーツとは。今わたしがここにいる、この瞬間に到るまでに、一体どんな人々の人生が繋がって続いて来たのか、というようなことですね。父母や祖母、親戚などに積極的に話を聞く毎日。
そんな中で、太平洋戦争中、戦地から祖父が送って来た手紙を読む機会に恵まれました。異国で病に倒れ、死期が迫っていた祖父は、家族の写真と、親鸞の『歎異抄』の本を送って欲しい、と祖母に宛てて書いていました。細い文字でした。
見知らぬ土地でひとり孤独な最期を迎えるとき、僧侶だった祖父をぎりぎりのところで支えていたのは、家族への愛と、信仰だったのかもしれません。
その祖父の思いを受け継ぎ、わたしの今がここにある。不思議な軌跡を知って、こらえきれずに泣きました。

追伸/今週末は、なら100年会館でのコンサートです。ふるさと・奈良のぬくもりを胸いっぱいに感じながら、“あいのうた”をお届けしたいと思っていますので、お近くの方はぜひぜひ!お越しくださいませ。心よりお待ちしております。

『記憶』

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先日、学生時代の恩師に会いに、となり町まで行って来ました。1時間に1本しか電車が走っていない単線の、2両編成のオンボロ車(失礼!)に、がたんごとんと揺られること20分。駅まで迎えに来てくださった先生とは約7年ぶりの再会でしたが、先生は変わりなくお元気そう。ひょうひょうとしていて親しみやすく、あたたかいお人柄も、昔のままでした。面白いこと、楽しいことを見つけ出すことにかけては天才的な先生。以前より少しは“大人”になったわたしは、まるで古くからの友人のように、思い付くままいろんな話をして、たくさん笑いました。

先生とお会いした町は、有吉佐和子さんの小説でも有名な紀ノ川(吉野川)のそばにあります。大和や紀伊の山々に囲まれた緑豊かなこの町には、明治や大正、昭和初期の建物がまだまだたくさん残っています。そんな古い街並の中に、わたしの遠い先祖の里であるお寺があり、今も遠縁の親戚が住んでいるのでした。
わたしはこの町の生まれ育ちではないし、何か強く印象に残るような思い出があるというわけでもありません。でも、ここに来ると、体の奥の方から、なにか原初的な記憶が甦るような気がするのです。それは強い郷愁をともない、激しく心を揺さぶられるのでした。わたしが生まれて来る前の、誰かの記憶が宿るような、不思議な感覚。
遠い昔から今日まで、多くの人々が愛を育みながら、日々の暮らしを営み、長い歳月を重ねるという、そのくりかえし。誰かの命が、確かにわたしに伝えられ、今ここにつながったのだ、ということが実感として体中を満たしてゆくようでした。

『東北に行って来ました!』

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先週末は「あいのうた」発売記念ライブのため、福島県と宮城県に行って来ました。
福島では2度目のライブになるMAGIE NOIRさんで、また、宮城では昨年から大変お世話になっている、おなじみカフェミルトンさんでのライブ。たくさんの方にお越しいただきました。中には2日連続で来てくださった方もありました。本当にほんとうにありがとうございました!
CD「あいのうた」も、くりかえし聴いてくださっている方、誰かにプレゼントするんだと何枚も買って帰ってくださる方…あたたかい応援のことばをたくさんいただき、本当にうれしい限りでした。ななぽぽ感激。
また、ライブのためにいろいろなお世話をしてくださったスタッフの方々、みなさんの支えがなければ、あんなにも幸せな夜を迎えることはできなかったでしょう!ありがとう。
旅先で出会うみなさんは、このダイアリーも時々読んでくださっているようで「ジンマシンはもう大丈夫ですか?」と何度も尋ねられました。心配してくださっていたことを知って、何だかとってもありがたかったです。
そうそう、問題のジンマシンは、福島に入るギリギリ前日に、何とか収まりました。ヨカッタヨカッタ。お蔭様で2日間のライブ中は元気いっぱいでした。みなさんも、体調にはくれぐれもご注意くださいね。

ライブが終わって、心地よい疲れと共に帰る途中、東京駅の東北新幹線と東海道新幹線の乗り換え口のそばに、とってもおいしい豚カツサンドが売っているので、それを食べるのを楽しみにして、わくわくしながら向かったのですが、日曜だったからなのか、早くも売り切れに…がっかり。やっぱり人気があるんだなあ。
そのままお腹をすかせて家に帰り、いつものごはんを食べました。
それはそうと、東北から帰って以来、どうもお腹がすくのです。なぜだろう…ずっと、すいています。ぱくぱくむしゃむしゃ。今日もたくさん食べました。少し太りそうな予感がしないこともありません。体力をたくわえないとね、と、周囲には言って聞かせています。わはは。

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