New Album 「遠い約束」

『ラジオカフェライブ』

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新年早々、酔っ払い話のダイアリーを書いて以来、ワタクシ、とにかくあれやこれやとバタバタしておりまして、気が付けばダイアリーの更新がかなり長い間滞ってしまいました。ぬおおおおお。ほんとうにゴメンナサイ。
そうそう、前回のダイアリーね、読んでくださった方の何人かから「酒グセ悪いんですね」とか「ヤケになっちゃだめですよ」みたいなことを言われたことも…あったり…なかったり…だったのですが…。
あー、えー、やなせはですね、決して酒飲みではありませんから。弱いですし、時々、そう、ごくたまーに、にわかドリンカーになる程度。普段は下戸同然です。
さらに。ヤケになどなってないぞ!三十路ばんざい!新婚ばんざい!新婚さんいらっしゃい!だぞ。
以上。
なんのこっちゃ。

さてさて、クダラナイ話はこれくらいにして。
22日(日)は、やなせななにとって今年初めてのライブでした。新しい1年の始まりは、わたしの第二のふるさと・京都から。
と、いうわけで、昨年の10月から番組をさせていただいている“京都三条ラジオカフェ”で、30人様限定のミニライブをお届けいたしました。
ふるさとの客席には、なつかしい顔もたくさん見えました。何年か前に、いっしょに音楽を演奏していた仲間たちや、わたしが京都市内でストリートライブをしていた頃、足を止めて耳を傾けてくださって以来、何年も応援してくださっているお客さま…など。ななぽぽ感激。もちろん、こじんまりした会場ということもあって、正直ほんの少しだけ、照れくさいような気分にもなりましたが(笑)、その空間には、わたしの歌う原点のようなものが見えた気がして、体の底から力が湧き上がって来るようでした。わたしが、今この時まで歌い続けて来られたのは、たくさんの人との出会いがあったからなんだ、と、再確認できたのは、みなさまのまなざしが、本当にあたたかかったからに他ありません。
雪が降る寒い中、あの場に足を運んでくださったみなさま、本当にありがとう。ありがとう。

2006年、やなせななはそんな“初心”を大切に、新たな一歩を踏み出し、さらに頑張ります。変わらない応援を、どうぞよろしくお願いします!

『酒と涙とあなたとわたし』

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明けまして新年。
謹んで申し上げたいと思います。
おめでとうございます。
昨年は本当にほんとうに、お世話になりました。今年もやなせななを、どうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、ワタクシは風邪をひいてしまいました。わたしは元来、それほど体が丈夫な方ではありません。しかし、年の暮れはとにかく忙しくて、歌えなくなれば一貫の終わり。なので、なにがなんでも風邪を引くまい、と、固く心に誓って暮らしていたのでした。心に誓うだけでなく、毎日朝夕のうがいをきちんと敢行し、外出時にはマスクを着用、さらにはビタミン剤を規則正しく服用。その甲斐あってか、咳をすることもなく、熱を出すこともなく。よしよし、わたしもやればできるじゃあないか。

そして何もかもが滞りなく終わり、一息ついた年越し前の夜、わたしは結婚したばかりの友人の新居に押しかけ、したたかに酔っていました。その日は忘年会。昔の気のおけない仲間たちとの、どうでもいいような馬鹿話に笑い、わたしは調子良く杯を明けていたのです。いくら飲んだところで、あしたはもう働く必要はない。あしたどころかあさっても。ばんざい。あはは。

でも、笑っているうちに、不意にとても泣きたくなりました。理由は…あるような。ないような。
しあわせなことを数えれば、それはそれはたくさんあった、2005年。わたしには大事なひとたちがいっぱいいて、たくさんの愛に囲まれて生きている。きっと来年も、このぬくもりに支えられて、より良い年になるに違いない、と、未来を信じられる。

けれど。
わたしときたら、今年もまた、ただひとつの恋さえ、実らせることができなかった、三十路の年の瀬。
わたしの周りはちょっとした結婚ラッシュで、伴侶を得たばかりの友人たちはみな、そんなわたしを囲んで、あたたかい顔で笑っていました。
相変わらず、姉ちゃんはしんぽがないねえ。かつてのわたしよりも、としうえになってしまった後輩が、酔っ払って泣きじゃくるわたしの頭を撫でました。しんぽしたやんか。したやんかあ。
何をはばかることがあろうか、と思ったその時、油断した気持ちが、一気に身体を弛緩させたのでしょう。
最後に聞いた誰かのセリフは「ななちゃんは、わかりやすい酔っ払いやな」でした。そのあとは、全てが遠く、靄の向こうに消えてしまった。

翌朝。まるで学生時代の飲み会の後のように、化粧も落とさずに友人の新居のリビングで眠ってしまったわたしは、目が覚めたら、風邪を引いていたのでした。
しまった。
喉が痛い。
昨夜のお酒はすっかり抜けているようで、ほかほかだった体がうそのよう。芯がうすら寒い。きっとこれから熱が出て来るのだわ。ああ、やってしまいました。

そして朝靄の中、自己嫌悪と共にバスに揺られて帰り、それからは毎日おふとん生活。紅白歌合戦も、初もうでも、あたしにゃ関係ないのさ。
風邪だからなのか、こんな30歳だからなのか、わからない。わからないけれど、はっきりとしない頭で、どうしようもないもんは、どうしようもない。と、思うだけでせいいっぱいのわたし。

ほろり。謹賀新年。

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