Diary『秋』
最近、朝夕はようやく寒さを感じるようになって来ました。
もう秋。
寝床にネコを伴いたくなる季節です。と、言いながら、本日の写真は我が家のネコではなく、お友達の家のぽぽちゃん(メス・1歳くらい)。かわいい…かわい過ぎる…。
福島から帰ったやなせは、19日に大阪Knaveで、約2年ぶりにワンマンライブを開催いたしました。当日は雨の中、100人を超す大勢のお客さまがお越しになり、お陰さまで立ち見が出るほどの満員!お忙しい中、足を運んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。座席が窮屈になってしまい、申し訳ございませんでした。
ピアノには黒木千波留さんをお迎えし、7月に発売したCDの曲を中心に、オリジナル曲ばかりを、じっくりしっとりお届けしました。
CD、と言えば、うれしい発見をしました。
「On Gen~USEN MUSIC SERVER」というサイトの中で、印南敦史さんというライターさんがCD評を書いておられるのですが、その「インナリコメン」というページで、やなせななのアルバム『遠い約束』を取り上げて下さっていたのでした。
わたしは、印南さんとは全く面識がありません。わたしの知らないところで、わたしのCDを知り、この評論を書いて下さったのだと思います。先日、ネットであちこち見ている中で、偶然そのことに気づきました。
内容は、何だかとっても有り難いもので、このCDを作って良かった、と改めて思うことができました。
暗くて、遅くて、地味で、難しくて…と言われ、時には敬遠されることもある、ワタクシのオリジナル曲たち。
でも、これからも、ずっと、信じるものを作ろう、と思いました。
その後も引き続き、関西のあちこちで歌う毎日。
昨日は、兵庫県小野市で開催された、兵庫県腎友会第七回大会にお招きいただき、記念コンサートに出演しました。
腎友会は、腎臓に疾患のある方々の団体で、大会は、腎臓病のいろいろな問題について学び、課題を啓発する意図で開かれています。
わたしはそのような現場で歌うのは初めてでしたが、治療のこと、医療費のこと、そして腎臓病の治療(透析)を受けながら生活されている方々の現状を知り、病に立ち向かって暮らしている方々のお話を聞いて、勇気づけられる点も多々ありました。
歌を歌っていて良かったと思う点のひとつは、様々な場所へ行き、いろいろな方と出会えることです。
出会う、と言っても、深く知り合うことができるわけではありませんが、今回の腎友会のように、招いていただいた先で、全く知らなかった誰かの生活の一端を垣間見ると、少なくとも、それまで考えもしなかった事柄に、想いを巡らせる機会を得られます。
今回は、腎疾患をお持ちの方が、数日に1度は4時間に及ぶ透析を受け続けなければならないこと、それによって、生活に制限ができてしまうこと、いつ体調が悪くなるかわからないという覚悟の中、日々を生きておられることなど、少し考えれば想像できそうで、できなかったことを目の当たりにしました。あまりに過酷な現実に、心に痛みを感じる瞬間もありました。
だからと言って、わたしに何ができるという話ではありません。
わたしはわたしの体を抱えて生き、与えていただいた場所で歌うだけです。
でも、知る機会を得たことに、感謝を覚えた一日でした。
あしたから、今よりちょっとはあたたかい気持ちで、暮らすことができればいいのですが。
傲慢なわたしは怒りっぽくて、世界もまた恐ろしくて、そう簡単には、やさしくなれません。
そんなことを考えた、秋。
追伸:
トピックスのページにもアップしましたが、このたびやなせは浄土真宗本願寺派築地別院制作の『縁起.jp』というサイトの中の「回向~Echo」というページの“仏教アーカイブ~須弥山と極楽”という動画に出演しています。東海大学名誉教授の、定方晟先生にお話を聞く、という役です。
慣れないことをしているものですから、ぎこちないことこの上なく、正直言って、自分では恥ずかしくて直視できません(汗)。
でも、このページそのものは、大変興味深い内容ですので、仏教に関心のある方も、そうでない方も、ぜひご覧下さいませ。


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