Diary『ポエトリーリーディング奈良』
土曜日は奈良市のTEN.TEN.CAFEにて「ポエトリーリーディング奈良vol.3」というイベントに出演させていただきました。
主催者である詩人の山吹草太さんと語り芝居のなかもとみゆきさん、そしてその他の出演者の詩人の方々、大雨の中、見に来て下さったたくさんのお客さま、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。
イベントでは無意識のうちに、出演者各々のテーマが、“生命”になっていたような感じでしたが、その中でも、なかもとさんが演じられた語り芝居「千の風になって」は、すっごく良かった。
秋川雅史さんの歌で、今では知らない人がいないほどの大ヒット曲になった「千の風になって」。でも、この歌が流行るずっと前から、物語は絵本として発売されていたらしく、なかもとさんは以前からそれをひとり芝居で演じておられたそうです。
歌のイメージだけではわからなかった、物語の深い部分に触れて、感動ひとしお。わが身に置き換えると、姿の見えないあの人も、きっとここにいてくれるんだ、と感じられて、じわ~っと来ました。
なかもとさんの語り芝居には、大がかりなセットがあるわけではありません。
大勢の出演者がいるわけでもありません。
身ひとつのなかもとさんの、豊かな表現力。
そして、絶妙の緩急があることばの素晴らしさ。
それだけで、世界がぐんぐん広がって行くのです。
シンプルだからこそ、観衆の心に直接訴えかけて来る強さがありました。
もし機会があれば、ぜひ皆さんもなかもとみゆきさんの語り芝居をご覧下さいね。ななぽぽオススメです。
なかもとさん、そして山吹草太さんに関する情報は、リンクを張ったホームページ(※コチラ)をご覧下さい。
今回ご一緒させていただいて、なかもとさんとわたしは、手段は違うけど、同じようなことを表現したくて、舞台に向かっているのだということがわかったような気がしました。良い刺激をいただけた、素敵な出会いでした。もしかしたら、またご一緒しちゃうかも。ふふふ。先のことはわかりませんが、この先も良いお付き合いができたらいいなと思っています♪
ですが。
最近のわたしときたら…また軽いスランプなんですよねえ。このダイアリーにも、定期的にこういうスランプネタを書いてしまうやなせ。いつもスランプなのでは…とも言えるんですが。くう、胃が痛い。このぐーたらした感性。ヤバイヤバイ。これから気持ちを入れ替えて、ただただがんばろう。
生きていると、ふと、これでいいのかな、と自分に自信がなくなることがあります。そんなときは、誰かの言葉に惑わされたり、クダラナイ考えに取り憑かれたりして。弱った心が、ゆらゆら揺れて、時にはひねくれて曲がってしまい、何がしたくて、今ここにいるのかが、ますますわからなくなるんです。
考えて、探して、立ち止まって、進んで、走って、息が切れて、道から外れて、休憩して、考えて、また歩いて…。くりかえし、くりかえし。
さっき、テレビを見ていたら、ある方の死が報じられていました。いのちの大切さを懸命に伝えようとしていたはずの人が、自らいのちを絶ったとのこと。その方が遺した言葉の中から感じられた苦悩は、理解できない他人事だとは到底思えないもので、共感できる分だけ、せつなくなりました。
それにしても、どうして彼女は、そんなかんたんに、こたえを出してしまったんだろう。
同時に思い浮かべたのは、凄まじい難病を抱えながら、土曜日のライブにお越し下さったお客さんの笑顔。
体の自由を少しずつ失ってゆくという病を背負い、今も、わたしでは想像もできないほどの過酷な毎日を生きながらも、日々懸命に働き、暮らしている方。彼はわたしの歌を聴いて「心に虹がかかったような気持ちになった」というメールをくださったのです。そのことばが、わたしには光のように感じられました。
どちらもおなじ、いのちのあり方。
どうのこうのと言えるものではありませんが、
ただ、思うのは、
生かされてる限りは、ちゃんと生きてゆかなくては。ということ。
こたえなんて、どこにもないんだから。
そんなやなせですが、来月は一般公開のライブの予定はありません。
次回は、7月以降になります。詳細は、随時スケジュールのページにアップいたしますね♪
またどこかでお会いしましょう。

