New Album 「遠い約束」

Diary『ゲームに挑戦』

先日、千葉県の幕張メッセで開催された東京ゲームショウというイベントに出演いたしました。
このサイトでもお知らせしていましたが、やなせのオリジナルソング「七夕」が、今年8月に発売されたニンテンドーDSソフト『東京魔人學園剣風帖』(監督:今井秋芳さん、発売:マーベラスエンターテイメント)のエンディングテーマになったのです。
本日の写真は、近くの大型電気店のゲームコーナーの棚の写真。CDが発売されたばかりの頃もそうでしたが、こうして自分が関わったものが、ひとつの商品としてきちんと街中で売られているのを目撃すると、やっぱりうれしくなってしまうものです。へへへ。
今回出演させていただいたゲームショウ出演は、そのご縁でした。

が!
実はワタクシ、ゲームなんてぜーんぜんやったことがなかったんです。
せいぜい、小学生の頃(※今から25年くらい前)に、インベーダーゲームや、兄のファミコンで「ドンキーコング」や「エキサイトバイク」をやらせてもらった記憶がある程度。
あ、左右対称の動きをするペンギンが、迷路みたいなところを歩くゲームも好きだったなあ…あれ何てタイトルだったのかしら。

どんくさく、不器用だったわたしは、どんなゲームをしても、いつも何もクリアできないままゲームオーバー。
技量不足のせいで、ゲームの何がおもしろいのか、さっぱり理解できませんでした。
そのまま時は流れ、ゲームに接しないまま大人になってしまったので、わたしの中の「ゲーム」の認識というものは、ああいうピコピコした画面のおもちゃに過ぎなかったのです。

しかし、そんなゲームオンチのわたしでも、ニンテンドーDSの存在は知っていました。
進化し、大人向けに作られたソフトのことも。CMで見かけたり、友人がやっているのを見ると、ちょっとおもしろそうだなあ、とも思っていました。
でもなあ…ゲームなんて知らないし。難しそうだし。安いものじゃないし…なあんて、うじうじ迷っているうちに、今年エンディングテーマというお仕事をいただいたというわけです。

いくらなんでも、エンディングテーマを歌っているのに、そしてソフトは持っているのに、実は全く知りませんってわけにはいかないだろう、と思い、先日ようやくDSを購入しました。初めて挑戦したソフトは、もちろん東京魔人学園です。
やってみた感想は―
難しい…難し過ぎる…。
何のことやら、正直ちんぷんかんぷんです。これをスイスイできる人たちって、すごい。わたしゃやっぱりアナログ人間で、どんくさいんだな。
でも、ほんと、これもご縁なので、何とか物語を進めてゆけるよう、これからもがんばろうと思っております。

魔人学園のようなタイプの他にも、動物の村や牧場などで生活するソフトや、ネコを育てるソフトなど、女性に人気のほのぼの系もいろいろあるそうな。
ネコを育てるソフトっておもしろそう!
と、一瞬思ったけど。
実際のネコ(※我が家のペット・ぎんじろうとこゆき、2歳のアメショー)を膝に乗せながら、画面の中のネコを育てるゲームに奮闘するって…。
何かがすごくまちがっている、と思うので、おそらく買いません。

Diary『おめでとう。』

先日、大学時代にやなせが所属していたサークル・軽音楽部の先輩(※男性)の結婚パーティに出席して来ました。
せんぱい、と言っても、学年は1つしか違わず、1浪して大学に入ったやなせとは同い年です。

「パンチ」というあだ名で呼ばれていた先輩は、ウインドシンセとアルトサックスを担当していて、インストバンドを組むことが多く、ボーカル担当だったわたしといっしょにバンドをしたことなど一度もなかったのですが、お互い文学部だったことから、同じ講義を受講するうちに、だんだん仲良くなりました。

大学卒業後は、全く違う道に進み、離れた土地で暮らしていたにもかかわらず、何かふとした時に連絡を交わし合っているうちに、結局10年もその細く長い交友は続きました。男女間の友情というものを成り立たせるのは、なかなか難しいものがある、と考えているわたしですが、パンチさんは例外だったと言えるでしょう。たいせつな友達のひとりです。

パーティ会場へ行くと、軽音楽部のなつかしい面々と約10年ぶりに会うことができました。
みんな、ぱっと見たら誰かわからないくらい変わったな、と一瞬思ったけれど、話せば19,20歳の頃にすぐ戻れるから、学友って不思議なものです。
お久しぶり~の挨拶もそこそこに、何だかんだとクダラナイ話に花を咲かせれば、そこはまるでプチ同窓会。

けれども、時はそれぞれのじんせいの上を、ちゃんと流れていて、みんな家庭を持ち、仕事を持ち、愛する人を守りながら、立派な大人になっていました。
きのうのことのように思えた学生時代は、もう二度と戻れない遠いところに。
そう思うと、ちょっとだけ、せつなかったりしてね。

そんな同窓会気分も半分のパーティは、様々なお祝いの余興があって、楽しくなごやかに進みました。
そして、パーティの最後は、新郎・パンチさんのバンド演奏。新婦への愛の曲を演奏するという趣向でした。
ステージに上がったのは、パンチさんを中心とした軽音楽部のサークル仲間の面々です。
久しぶりだからなのか、少しぎこちなさの残る、硬い音。でも、その表情には、以前とは違うおおらかさや強さが感じられました。とんがった角が取れて、どこか落ち着いていて。それぞれが何かたいせつなものを背負った姿は、キラキラと輝いて見えました。
なんだろ。ほろりと来ましたね。
大人に、
なったんだなあ。
みんな。

誰もがみんな、恋のひとつやふたつに悩んだこともある、青春時代。
でも、パンチさんが流したあの頃の涙も、いろんな痛みも、きっと,、今となりでほほ笑む奥さんに出会うための、訓練みたいなものだったんだな。
最高にしあわせそうな笑顔を見て、思った。
おめでとう。
ほんとに、おめでとう。

で。
祭りの後の静けさよ。
このたび、結婚にまつわる催しごとの列席回数15回目(もっとか?)くらいになるなあ、なんてぼんやり数えながら帰る列車の中。ふと鼻をくすぐるキンモクセイの香りに、センチメンタルになるこんな秋の日。

いつかは良いオトナの顔をして、
ちゃんと、誰かを愛します、などと宣言したりしてみたいものだ、と、
少しだけ現実を忘れて、乙女のように夢見たりするやなせでした。
オエ。

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